もしも心臓病になったら、自分の生活を思い返してみてください。生活が不規則、食事の時間や回数がバラバラ、飲酒が多いなど、心臓に良くない習慣がありませんか。そして今は心臓病ではなくても、このような習慣がある人は注意が必要です。
心臓病の予防や治療の一環として、生活環境の改善は非常に重要です。特に食事は毎日のことなので意識しなければいけません。まずは1日3食を規則正しくとり、その中でも朝食に重点を置いてください。夕食は軽めにして、22時までには済ませましょう。お酒はなるべく控えてください。
外食も避けた方がよいのですが、やむを得ない場合には、脂肪分が少なく薄味のメニューを選びましょう。丼物などは野菜不足になるので、おかずが多い定食がお勧めです。そして家も外でも「腹八分目」を心がけ、量が多い時には残しましょう。
また、心臓病の予防や治療のために減らしたいのが糖分です。糖分は心臓病の大敵である肥満につながるので、間食は控えて清涼飲料水も飲み過ぎないでください。それと塩分も心臓病には良くないので、1日当たり8から10グラムに収めてください。
もう1つ避けたいのが、肉などの動物性脂肪です。ただし、同じ脂肪分でも不飽和脂肪酸は動脈硬化の予防になるので、魚や植物性の脂肪を積極的に食事に取り入れましょう。同じように、食物繊維も動脈硬化を予防します。いも類、きのこ類、海藻類、こんにゃくを使ったメニューを工夫してみてください。
このように、野菜中心で栄養バランスの良い食事を、規則正しくとるように意識しましょう。これは心臓病だけではなく、他の病気を予防するためにも必要なことなのです。